BC069 『アトミック・リーディング』
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面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。今回は『アトミック・リーディング』について語ります。
『アトミック・リーディング』(内容紹介)
今回紹介する本は、去年ごりゅごが書いた本『アトミック・シンキング』の続編的な内容のものです。
(去年書いた本の紹介はこちら→BC044 『アトミック・シンキング: 書いて考える、ノートと思考の整理術』)
去年書いた本の中で一番反応が多かった「読書と書くこと」についてをより深めた、という感じの内容です。
と同時に、この本を書いた理由と言うのは世の中でよく見かける「速読」「多読」「コスパ」「タイパ」みたいな用語に対するアンチテーゼ的な思いもたくさん込めています。
そして、こうやって自分が思ってたことを本にぶつけると、自分の感情が書くことによって整理されるからなのか「不満」「怒り」みたいなものは見事に消え去って、同時に本の中身も「丸く」なっていきます。
Kill 'Em All コスパ・タイパ、とか思ってても、そのSt.AngerがBatteryになって執筆が進み、書き終えればPurifyされるのです。
メタリカを思いだして適当なことを書いてしまいましたが「書くことで気持ちが整理される」という効果が、ノートを書くという小さな単位だけで起こるのではなく、本を書くというわりと規模の大きなことでも自分に起こったということ。自分自身の体験としてこの感情の変化を実感できたのは、とても興味深いものでした。
そう考えると、やはり今の自分が安定した気持ちで生きていくことができているのは「書いている」からなんだろうなあ。そういえばもっと若い頃は世の中のいろんなことに対して意味もなく不満をぶちまけていたなあ、ということを思いだしたりもしました。
この本を通じて、より多くの人に「書く」ことの効果を実感していただけたら嬉しいです。(読書の本なのに今回もテーマは「書く」ことです)
『アトミック・リーディング』(はじめに、などをこちらからご覧いただきます)
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